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投稿フロー最適化:ドラフト投入からログ記録まで【第11講義】

迷わず公開!ドラフト→画像→ログを一気通貫で回す投稿フロー

導入・問題提起:公開まで“あと一歩”で消耗していない?

「書くところまでは順調。でも、入稿と公開の段取りで毎回つまずく」——これは副業ライターの現場で本当によく聞く声なんだ。ドラフトの作成、アイキャッチや本文画像の差し替え、タグやカテゴリの設定、出典の最終確認、そして公開後の記録。どれも難しくはないけれど、細かくて時間がかかる定型作業だよね。しかもミスが出やすい。画像を間違えたり、出典を貼り忘れて再公開になったり……。こうした雑務が積み重なると、せっかくの熱量が「公開直前の作業」で冷えてしまうんだ。

でもね、視点を少し変えるだけで今日から現場は軽くなる。コツは、“自分しかできない判断”以外を流れにすること。つまり、タイトル最終調整や要約の磨き込み、配置の意図といった“判断”だけ残して、それ以外は決めた順番で無思考に進められるようにするんだ。これが「投稿フロー最適化」だよ。

投稿フロー最適化の3ポイント

📌 ドラフト投入はワンアクションに
📌 画像・メタ情報は slug 単位で事前に束ねる
📌 公開後は CSV ログで “見える化”

この3点が決まると、公開は“迷いゼロ”になる。

  • 公開遅延の主因=毎回思い出しながら操作している(手順が固定化されていない)
  • 品質低下の主因=チェック観点が人の記憶頼り(リストが無い)
  • 二度手間の主因=素材が散在(画像・出典・メタが記事ごとにまとまっていない)

最適化のゴールは “気合い”じゃなくて “仕組み”なんだ。今日つくるフローは、次の10本、次の1か月を支える自分専用のレールになる。まずは現状のムダに気づいて、最短の一筆書きで公開まで走れる設計へ——その道筋を一緒に固めていこう。

ルイ

ルイ
“公開までの道”を一本化すれば、集中力は記事の質に使える。段取りは仕組みに預けてしまおう。
ポポ

ポポ
たしかに…いつも最後でバタついてた! 仕組みがあれば“公開までノンストップ”になれそう!

設計の原則:判断と作業を切り分け、“一筆書き”で進む

最初に決めるべきは「人が見る」と「仕組みで回す」の境界だよ。記事の核になる要約の言い回しや見出しのニュアンス、導入やまとめのトーン——ここは作者の意図が乗るから人の判断を必ず残すべきなんだ。一方で、ドラフト作成・画像ひも付け・出典ボックスの配置・公開後の記録はルール化すれば機械的に回せる。だから設計図は“判断の島”と“作業の川”に分けるところから始めよう。

  • 判断(人)に残す: タイトル最終案、冒頭リードの推敲、見出しの粒度、内部リンクの意図
  • 作業(仕組み)に流す: ドラフト投入、画像の規格・命名・差し替え、出典ボックスの定位置化、CSVへのログ記録

つぎに“一筆書き”の順路を取ろう。下書き→整形→ドラフト→画像→メタ→最終チェック→公開→ログ。戻りが出る設計はNGだよ。各ステップで「何を入力し、何が出力されるか」を明文化しておく。例えばドラフト投入ではslug・カテゴリ・タグ・公開予定時刻を一度に与えて、出力としてドラフトURLを得る。画像段階は、1450×900のアイキャッチ・本文画像・代替テキスト(alt)を揃えて、命名規則 slug_key-001.jpg で統一。公開後はCSVに 公開日時/URL/slug/使用画像/出典の有無 を追記して、ダッシュボードで見える化するんだ。

  • ドラフト投入: 入力=本文HTML/slug/カテゴリ/タグ/公開予定時刻 → 出力=ドラフトURL
  • 画像処理: アイキャッチ1450×900/本文画像1600px以内/alt文言 → 命名規則 slug_key-001.jpg
  • 公開後ログ: CSVに 公開日時/URL/slug/使用画像/出典有無 を追記し、ダッシュボードで見える化

技術的な方法は複数ある。WordPressならREST APIでドラフト作成やメディア登録ができるし、ノーコード派ならZapierやMakeで「Googleドキュメント → WPドラフト」連携も使える。大事なのはツールの種類じゃなくて、“同じ入力で同じ結果が返る安定性”だよ。ローカル運用を基本にしながら、外部サービスは“代替手段があるもの”を選ぶと安心だ。

ルイ

ルイ
判断の島は小さく、作業の川は太く。順路が一本なら、公開は止まらないんだ。
ポポ

ポポ
“一筆書き”って覚えやすい! slugと画像を先に束ねておけば、後は流すだけだね!

具体フロー:ドラフト→画像→メタを“ひと束”で流す

ここからは実務で迷わないように、ドラフト→画像→メタ→最終チェックを“一筆書き”で通す標準フローを固めよう。道具は何を選んでもいい。ただし入力と出力の定義だけは固定する。これが量産時の安定を生むコア設計なんだ。

  • ① ドラフト投入(入力→出力の定義)
    入力:本文HTML(I NA NODE準拠)/slug/カテゴリ/タグ/予定時刻 → 出力:ドラフトURL・投稿ID
  • ② 画像登録(規格の固定)
    アイキャッチ1450×900/本文画像最長辺1600px以内/altは“意味説明”で統一
  • ③ メタ情報バンドル
    Title/Description(80〜110字)/OGP(アイキャッチを流用)/構造化データ(記事種別の最低限)
  • ④ 最終チェック
    出典ボックス(.note-footer)の位置/内部リンクの整合/ショートコードの重複なし

ドラフト投入はWordPressならREST APIでPOST /wp/v2/posts?status=draftにまとめて渡すと、カテゴリ・タグ・公開予定まで一気に付与できる。ノーコードなら「Googleドキュメント → WPドラフト」連携で代替してもいい。大事なのは、“記事ごとに必要な情報を最初の一撃で揃える”ことだよ。

画像はミスが起こりやすい工程だからこそ、slug で束ねておこう。/assets/slug-xxxx/hero-1450x900.jpgbody-001.jpg…のように命名し、台帳(CSV)に格納パスを残す。代替テキスト(alt)は「何が写っていて本文にどう関係するか」を説明的に。例えば「投稿フローを表すチェックリストの写真(記事の最終段で使う)」といった書き方にすれば、アクセシビリティだけでなく再利用時の判断スピードも跳ね上がる。

メタ情報は、Title と Description を“検索意図 × 読者メリット”で書き分けよう。Description は80〜110字で、本文で約束する価値(例:“1クリックでドラフト→画像→ログまで通す手順”)を具体的に。ここまでをテンプレ化しておけば、下流工程での迷いは一気に減るんだ。

実務で効く“3つの固定”

📌 入力項目の固定(slug/カテゴリ/タグ/予定時刻)
📌 画像規格と命名の固定(1450×900/slug_key-###.jpg
📌 メタ文章の型(価値=具体行動を約束)

ルイ

ルイ
“最初の一撃で揃える”。途中で戻りが出る設計は、迷いとミスの温床になるんだ。
ポポ

ポポ
altも“意味+用途”で書く、覚えた! 台帳とセットなら後から探すのもラクだ〜!

ログ&ダッシュボード:公開後の“見える化”が継続を守る

公開がゴールじゃない。公開後の管理まで設計して、初めて“次の記事”が軽くなるんだ。ここではCSVログと簡易ダッシュボードの作り方を押さえよう。目的は3つ——(1)何をいつ公開したかを即答できる、(2)素材の所在で迷わない、(3)改善の打ち手が見える。

  • CSVカラム例: published_at, url, slug, title, category, tags, hero_path, body_paths, has_notefooter, internal_links, remarks
  • 更新ルール: 公開直後に1行追記/修正時は備考に“ver-up YYYY-MM-DD”と記録
  • 格納場所: リポジトリ or クラウド。/logs/posts.csv を固定

このCSVをスプレッドシートに読み込めば、フィルタとピボットで“媒体別/カテゴリ別/月別”の公開数や、note-footer(出典)の有無まで一目で把握できる。アイキャッチ変更や出典追記漏れといった事故も、“色付きセルのアラート”で可視化すればすぐ潰せる。

さらに内部リンクを台帳化するのもコツだ。internal_links カラムに「次導線(例:#05へ)」のように書いておくと、シリーズ導線の穴が一瞬で見つかる。結果として回遊が設計通りに回り、リライトの優先順位も決めやすくなるんだ。

ダッシュボードのKPI(最小セット)

📌 公開本数(週/月)
📌 出典ボックス設置率(note-footerの有無)
📌 シリーズ導線の接続率(内部リンクが貼れている割合)

ルイ

ルイ
“見える化”は継続の味方だ。CSVの1行が、次の改善と提案資料の根拠になる。
ポポ

ポポ
色でアラート出すの、いいね! 出典漏れが一瞬で見つかるなら安心〜!

実務演習:あなたの“最短フロー v1”を完成させる

最後は手を動かそう。目的は、“1クリックでドラフト→画像→ログまで”の最短フロー v1 を完成させること。完璧でなくていい。まずは動くものを作り、明日から使うことが勝ちだ。

  • Step1|分解&設計: いまの手順を書き出し、戻りのある箇所に★印。順序を“下→整→ドラ→画→メタ→検→公→記”に再配列
  • Step2|テンプレ作成: メタ台紙(Title/Desc/OGP)と画像命名規則、出典ボックスの雛形を固定
  • Step3|半自動化: ドラフト投入だけでも自動化(REST or ノーコード)。成功したら画像登録も同じオーケストレーションに追加
  • Step4|CSVログ: 公開直後に1行追加するショートカットを用意(フォーム入力→CSV追記でも可)
  • Step5|KPI設定: 今月の公開本数/出典ボックス率/導線接続率をダッシュボードで見える化
提出物(次回まで)

📌 最短フロー図(A4・1枚)
📌 メタ台紙テンプレ(Title/Desc/OGP)
📌 posts.csv(サンプル3行入り)

ルイ

ルイ
“まず1クリックを作る”。そこから先は連結していけばいい。小さな成功が仕組みを育てるんだ。
ポポ

ポポ
できそう! フロー図とCSV、今日のうちに作ってみるよ。明日から“迷わない公開”でいく〜!

まとめ|“公開までの一筆書き”で、創作に集中する

公開の遅れやミスの多くは、順序が揺れ、戻りが生まれる設計から起きる。だから今日つくった“ドラフト→画像→メタ→チェック→公開→ログ”の一筆書きこそが、継続のエンジンになる。入力と出力を固定し、画像・出典・メタを slug 単位で束ね、CSVで見える化する。これで、集中力は“書くこと”“考えること”に戻ってくるんだ。

今日の到達点

📌 判断と作業の切り分け/戻らない順路の設計
📌 画像規格・命名・altの統一で取り回しが軽くなる
📌 CSVログと簡易ダッシュボードで改善と再利用が加速

ルイ

ルイ
仕組みが整えば、公開は怖くない。明日から“迷いゼロ”でいこう。
ポポ

ポポ
うん! 一筆書き、やってみる! 次の10本、ぜんぶこのフローで回すぞ〜!
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ルイ

ルイ

副業や暮らしの工夫を、やさしく整理して届ける中心的存在。 理論を組み立て、考えをわかりやすく導いてくれる。

副業や暮らしの工夫を、やさしく整理して届ける中心的存在。 理論を組み立て、考えをわかりやすく導いてくれる。

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